VRRP
デフォルトルータ(デフォルトゲートウェイ)の冗長化技術であるVRRPを説明します。
VRRPによるルータの切り替え
- 複数のルータをグループにまとめます。
- ルータ毎に優先度を設定します。優先度がもっとも高いルータがマスタールータとなります。
- 通常時はマスタールータがデフォルトルータになり、それ以外はバックアップルータとなります。
- マスタルータは定期的(デフォルト1秒)でVRRPアドバタイズメントをマルチキャストで送ります。
- バックアップルータが3秒間(3回)、受け取なかった場合は、マスタルータが故障したと判断して、バックアップルータの1つがマスタールータに切り替わります。
- 新マスタールータは、仮想MACアドレスを引き継いだことを通知するためにGARPを送信し、スイッチのMACアドレステーブルを更新させます。